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殺処分について。
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| 引取り数 | 処分数 |
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| 成熟個体 |幼齢の個体 |返還・譲渡数| 殺処分数 |
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犬 | 117,423 | 24,687 | 28,942 | 112,690 |
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猫 | 65,883 | 166,167 | 4,427 | 228,373 |
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合計| 183,306 | 190,854 | 33,369 | 341,063 |
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これは平成18年度の引取りと処分の結果です。
単純にこの数字だけからすれば収容された犬猫の約9割が処分されている事になります。
なんと高知県高知市や群馬県新前橋市人口とほとんど変わらない頭数が殺処分されていることになるのです。
とは言え、動物愛護先進国を誇るアメリカでは殺処分頭数が激減したとは言え下記のようなデータもあります。
福岡県の人口がおよそ500万人。千葉県人口がおよそ600万人。
とてつもない数の犬猫が殺処分を受けていることが分かります。
アメリカの安楽死数の推移
1998年 1700万〜2000万
2000年 700万〜1000万
2003年 400万〜 500万
米国全体では、600万から800万匹の犬猫がシェルターに収容され、ほぼその半分が殺処分されている。(2007年8月12日の「USA Today」)
アメリカのシェルターで殺処分される理由。
1歳未満 不本意に生まれた
それ以外 行動的 人間の理由(引越しなど)
人口(2007年) 飼育数/10人 殺処分/1万人
日本 12,715万人 1.4匹 36匹
イギリス 6,156万人 2.4匹 4匹
アメリカ 31,465万人 3.4匹 111匹
飼育頭数 殺処分頭数 殺処分割合
日本 犬 1,113 21 約9割以上
猫 696 21 約9割以上
イギリス 犬 690 1以上 約2割以上
猫 800 2以上 約1割以上
アメリカ 犬 5,400 300〜400 約5割以上
猫 5,600
※アメリカの殺処分数、殺処分割合は犬猫合算値。
※飼育頭数、殺処分頭数の単位は「万匹」となります。
さすがイギリスはジェントルマンの国。
殺処分数は断トツ低いと誉める訳ではありません。
そんなイギリスでさえ犬猫あわせて3万匹以上の頭数が殺処分を受けていると言う事実を知って欲しいのです。
飼育を決意された当初は、命が尽きるまで大切に家族の一員として育てると誓ったはずです。
それでも飼い主さんのアトピー等の疾患や闘病、離婚や転勤に伴う住宅事情・生活環境の変化等で泣く泣く手放す決意をされることもあるでしょう。
せめて保健所や動物愛護センターなどで殺処分を選択させるのではなく、シェルターや里親募集サイト等を利用し、満ち足りた第2の人(犬)生を歩ませられるようお願いしたいと存じます。
殺処分0匹の未来を目指して。
09.5/4
殺処分頭数