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動物由来感染症とは?

「動物由来感染症」とは、動物から人間へうつる感染症をあらわす言葉です。
「人畜共通感染症」、「人獣共通感染症」、「ズーノーシス」などと言われる方もおります。


感染症が移ることを「伝播」といいます。
病原体の伝播は大きく2種類に分けられます。

1.感染源である動物から直接人にうつる直接伝播。
  直接伝播とは、感染した動物による咬み傷や引っ掻き傷を受けたり、
  口の周りや傷口を舐められたり、咳やクシャミなどの飛沫を直接受け
  ること等により伝播します。
  感染した(感染した可能性、危険性のある)動物には近づかないこと
  が重要です。
  可愛いからといって無闇に状態の分からない動物に触ってはいけませ
  ん。
2.感染源動物と人間との間に何らかの媒介物が存在する間接伝播。
  間接伝播とは、感染した動物の病原体が周囲の環境(水や土壌など)
  を汚染したり、蚤、ダニ、蚊、シラミなどの節足動物(ベクター)が
  移したり、病原体に汚染された豚、牛、鶏などの畜産物から伝播され
  ることを言います。
 
 
感染した動物が原因の直接伝播に比べ感染源が分かりにくい間接伝播に
ついて詳しく記します。

・環境媒介とは。
 病原体で汚染された水や土壌を触れたり、飲むことにより伝播します。
 排泄された病原体が風で舞い上がって空気を吸い込むことでも伝播しま
 す。
 一般生活している中で、目に見えぬまま感染してしまう恐ろしさがあり
 ます。
・ベクター媒介とは。
 感染動物から吸血した蚤、ダニ、蚊、シラミなどが、更に人間を吸血す
 ることにより病原体を伝播します。
 これらの外部寄生動物をベクターと呼びます。
 病原体はベクターにより運ばれるケースと、ベクター体内で成熟するケ
 ースに別れます。
・動物性食品な等とは。
 感染した家畜や魚介類を熱を加えずに食べたりすることで伝播します。


感染を防ぐために注意してください。

1.過剰な触れ合いはやめましょう。
  口移しで餌を与えたり、スプーンや箸の共用はやめてください。
  どんなに可愛い愛犬であろうとも節度ある触れ合いが大切です。
2.動物に触ったら必ず手を洗いましょう。
  動物に触ったら必ず手を洗いましょう。
  動物には病気を起こさなくても、人には病気を起こす病原体がいるこ
  ともあります。
  室内のみで飼育されている愛犬であろうとも、手洗いは習慣として下
  さい。
3.動物の身の回りはきれいにしましょう。
  シャンプー、ブラッシング、爪切りなど、手入れをして清潔にしてあ
  げて下さい。
  定期的な健康診断も大切です。
  犬小屋やケージ、タオルや敷物などは細菌が繁殖しやすいので、こま
  めな洗浄が必要です。
4.糞尿は速やかに処理しましょう。
  糞便が乾燥すると空中に漂い吸い込みやすくなってしまいます。
  糞便に直接触れたり、吸い込んだりしないよう気をつけ、早く処理し
  て下さい。

不安やご心配、体調不良を感じましたら。

・医療機関で早めの診察を受けて下さい。
 ペットの飼育状態、動物との関わりについて詳しく医師に説明して下さ
 い。
・動物の病気の予防、飼い方などに付きましては掛かり付けの動物病院に
 相談して下さい。
・海外渡航に際しての御質問については、検疫所の相談窓口に相談して下
 さい。


                             09.08/06
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