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犬猫に関連した保健所の仕事と聞きますと真っ先に動物の殺処分を行う場所とイメージされる方がおります。
実際は殺処分だけではなく、動物の管理・飼養等の相談を受けてくれたり、野良犬・野良猫等の管理や引き取り先の募集を行ったりしています。
主眼としても、人と動物たちが仲良く暮らせる社会を築くための架け橋となるべく飼養相談や里親募集等に力を注がれています。
私が動物愛護推進員として、お会いし、お話をさせていただいている職員の方々は皆、犬猫を慈しみ大切に可愛がっておられます。
本来は誰しもが犬猫を殺処分するなどしたくはないのです。
それでも公務員として、法を遵守し、私たち国民の健康と生活を守るために義務として行わなければならないのです。

捨て猫・捨て犬が誰の管理も受けず増え続けたらどうなりますか?
ゴミをあさり、ゴミ袋をボロボロに引きずり、街中に汚物を散乱させてしまいます。
躾も受けない犬たちは、小さな子供たちやか弱い高齢者を襲うかもしれません。
感染症に掛かり、更には人間に病を移す場合もあるでしょう。

全ての捨て犬・捨て猫を対象に保護施設を作り管理・飼養すれば良い訳でもありません。
財政難が叫ばれている昨今、捨て犬・捨て猫を飼養するために増税は認められると考えですか。
国や地方自治体が管理する飼養施設が出来れば、都合により飼養を続けられなくなった飼い主は無論のこと、飼養することに飽きてしまった飼い主などが、安易に遺棄・放棄することが考えられ、保護施設で管理・飼養される犬猫が無尽蔵に増え、その為に更なる施設の増加が必要と負のスパイラルに陥ってしまいます。

法律に則り、殺処分をしなくては人間生活が愛する犬猫に脅かさせることとなるのです。
愛しい犬猫が人間の敵になって欲しくはありません。

好き好んで犬猫の殺処分をするような方はおりません。
誰しもが可愛らしい犬猫を殺害するようなことなどしたくないのです。
業務として粛々と行っているだけなのです。
あなたの生活を守るために殺処分を行っているのです。

声高に保健所職員を非難する方も見受けられます。
一方的な非難ではなく、誰もが理解でき検討できる案を持って話し合うべきと思います。
殺処分を行わないならば、何をどの様にすればよいかを。

保健所職員は公務員としての仕事をしているのですから、感謝すべきと強制はしません。
ただ、理解はするべきだと思っております。
犬猫の殺し屋ではなく、人と犬猫が共有する住みよい社会を守る仕事に携わっていることを。

※保健所の統廃合に伴って動物愛護や狂犬病予防等獣医衛生業務は、都道府県の機関である動物保護センター(自治体により名称は異なります)へ移行しています。

  1. 08/10
保健所職員の憂い
ワンちゃんの医療費は年々高騰しています。
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